◆スタートを速くするためのポイント
【1】反応速度を高める
- スタート音に対する脳と体の反応速度を鍛える
- 練習法
- 誰かに「パンッ!」と手を叩いてもらい、それに反応してスタート
- ランダムタイミングでの合図スタート(耳で反応するクセをつける)
【2】姿勢(セットポジション)を見直す
- 腰が高すぎる or 低すぎると、力が伝わらない
- 自分の「一番押せる姿勢」を探すのがカギ
- チェックポイント
- 後ろ脚のひざ角度:120~130度くらいが理想
- 前脚:ほぼ90度
- 肩の真下に手がくるように
【3】最初の一歩を速く、低く、強く
- 上に跳ねると失速するから、地面を前に強く押す
- 最初は「前に倒れる感覚」でOK
- 練習法
- 坂ダッシュ(軽い下り坂):前への意識がつく
- ウォールドリル:壁を押しながら姿勢を確認
【4】腕振りが“スタートの引き金”
- 腕を強く速く「後ろに引く」ことで脚が自然に出る
- 肘は90度キープ、コンパクトに鋭く振る
- 練習では「腕だけスタート」もアリ
【5】加速姿勢を崩さない
- 走り出しの5~10mは「低い姿勢」のまま加速
- 背中が反ったり、顔が上がったらNG
- 練習法
- 10mショートスプリント×集中
- デプスジャンプ+スタートダッシュの組み合わせ
◆おすすめ練習メニュー
- リアクションスタート×5本(音 or 合図に反応)
- ウォールドリル20秒×3セット(正しい前傾姿勢を覚える)
- 10mスタートダッシュ×5本(フォーム意識+全力)
- 20m加速走×3本(低姿勢→加速の流れ)
スタートの練習は質が命だから、疲れてるときより、フレッシュな状態でやるのが効果高いよ!
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