短距離選手の試合前の調整メニュー
基本の考え方
- 疲労を抜きながら、動きのキレを保つ
- 「走りたくてウズウズするくらい」が理想
- 強度は下げるけど、スピード感は残す!
試合前の調整メニュー例(100m or 200m選手向け)
試合の3日前(刺激あり・軽めのスピード練習)
- ドリル(スキップ・バウンディング)×各20m
- 60m流し(8~9割)×2~3本
- 30m加速走(全力)×2~3本
- 100m流し(7~8割)×1本
- スタート練習(リアクションのみ)×3本
➡︎ スピードのキレと反応速度を呼び起こす感じで。
試合の2日前(リラックス+フォーム確認)
- ジョグ5分~
- 動き作り(ドリル、もも上げ、スキップ)
- 50m流し(7~8割)×2~3本
- 立ちスタートの練習(フォーム確認程度)×2本
- ストレッチ・ドリルしっかり
➡︎ 軽く体を動かして、良い感覚だけ残す日!
試合前日(オフ or 超軽め)
- 【完全休養】or【動的ストレッチ+流し2本】程度
- 体を“動かしすぎない”ことが最優先 ➡︎ 神経の疲れを抜いて「バネ感」を戻す
試合当日(アップ)
- ジョグ+動的ストレッチ
- ドリル(もも上げ・スキップ・バウンディング)
- スタート練習(10m・20m)×1~2本
- 60m流し ×1~2本(試合の20~30分前)
➡︎ 試合に向けて**“神経と感覚”を起こすアップ**が最重要!
🟦 調整でやっちゃいけないNG行動
NG | 理由 |
ハードな筋トレ | 回復しきらずに筋肉が重くなる |
試合直前に追い込み走 | 神経が鈍って当日の動きがキレなくなる |
休みすぎ(完全休養が3日とか) | 逆に体が鈍って重く感じる |
食事・睡眠を疎かにする | 試合に直結するコンディション低下 |
「何日前にどれくらい疲労を抜いて、どのくらい刺激を入れるか」っていう自分のベストパターンが見つかると、試合で安定して走れるようになるよ!
まとめ
- 追込み過ぎない!
- 休みすぎにも注意!
- しっかり睡眠をとって疲労をとる!
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